機械式時計のメンテナンスは時計職人に最初から任せよう

機械式時計の中にはスケルトンタイプがあります

日頃クオーツ時計に慣れていると、機械式時計の複雑な振り子の動きに魅力を感じることがあります。中でもスケルトンタイプの機械式時計は、見事な動きから好奇心が湧いてくる人も少なくありません。単に時計の針が回るだけではなく、ゼンマイがゆっくり解ける過程で機械式時計の内部にある振り子に動力が伝わり、振り子のリズムで複雑な歯車が周ります。スケルトンタイプの機械式時計が高級時計とは限りませんが、機械式時計に興味関心を持つには十分でしょう。

複雑な構造だけにオーバーホールは欠かせません

スケルトンタイプの機械式時計を見た後で、時計屋で販売されている本格的な機械式時計を見ると、内部の構造全てが見えるわけではありませんが、高級機械式時計ほど内部構造が複雑です。複雑な時計内部をゼンマイが解ける力のみで動いているわけですから、長い間動くことで内部には金属の削りカスが溜まることも想像に難くありません。数年に1度の割合で全ての部品を一度バラバラに分解して摩耗部分の調整を行うオーバーホール作業が必須となることはすぐに理解出来るでしょう。

時計職人にはこだわりがあります

複雑な構造をしている機械式時計ほど、時計職人が行うオーバーホール作業は複雑さを極めます。時計職人には、それぞれにこだわりがあるので、新規に時計のオーバーホールを持ち込んだ時には、機械式時計へのこだわりや入手経緯を聞かれることもあるでしょう。何気ない話の中で、内部の摩耗具合を想像していることすら有り得ます。とりわけ自動巻きタイプの場合には、使用者の職業や生活スタイルによって内部の部品に与えるストレスが大きく異なるので、納得した上で仕事を引き受ける時計職人が多いです。場合により断られることもある点は、事前に理解しておく必要があります。

パテックフィリップは1839年創業のスイスの老舗高級時計ブランドです。古くはヴィクトリア女王やアインシュタイン、チャイコフスキーなど皇族や文化人にからも愛されていた世界三大高級ブランドの1つです。